現代美術家。近年は、自身も経験者である「ひきこもり」にまつわる関係性の課題について、当事者との協働企画を多数実施。そこでは、当事者運動周辺の課題・共感可能性と不可能性・社会包摂の在り方などについて、ケアや民俗学などのテーマにも触れる実践を行う。社会問題に対してアートが物理的・精神的に介入し、解決に向けた直接的な作用を及ぼす可能性を追求している。作品発表以外では、当事者経験を活かし、メディア出演や執筆、シンポジウム登壇なども多い。2020年度?武蔵野美術大学 非常勤講師。

＜代表的な５つの展覧会歴/活動歴/受賞歴＞
2022年 「国際芸術祭あいち2022」愛知芸術文化センター、愛知
2021年 プロジェクト展「同じ月を見た日」R16studio、神奈川
2021年 「TURNフェス６」東京都美術館、東京
2020年 「Looking for Another Family」国立現代美術館、韓国
2020年 「横浜文化賞 文化・芸術奨励賞」